引き こもり 支援 石川 清。 「引きこもり」長期高齢化の陰で

「引きこもり」長期高齢化の陰で

引き こもり 支援 石川 清

ハートキーパーの会とは? 一般社団法人ハートキーパーの会は、石川県金沢市を拠点に活動する団体です。 目に見えない生きづらさと「楽しく共生できる社会」をハートキーパーファミリー(会員様)と一緒につくっています。 目に見えない生きづらさは、たくさんあります。 人間関係、親子関係、夫婦関係、ストレス、情緒障害、精神障害、うつ、発達障害、不登校、ひきこもり、就労支援、自立支援、身近な人の死など、心を揺るがすできごとは挙げればきりがありません。 これらの生きづらさは、いつ誰の身にも起こりうるものです。 当会では、当時者・支援者、行政・民間、個人・法人などの枠を超えて、さまざまな生きづらさについて「楽しく明るく」語り合い、必要なサポートに出会えるネットワークの実現を目指しています。 「ハートキーパー」の意味 自殺予防のサポーターさんのことを、最後の砦という意味で「ゲートキーパー」と言います。 当会では、目には見えない生きづらさを抱えている人にとって、心のよりどころとなり、立ち直るきっかけや元気をチャージするための存在でありたいという想いから、そのように寄り添える人のことを【ハートキーパー】と名づけました。 相手の気持ちに寄り添える人は、みな【ハートキーパー】です。 家庭に、学校に、職場に、社会に、ハートキーパーが増えることで、たくさんの「目に見えない生きづらさ」に関する課題はふっと軽くなります。 そういう社会を実現を目指して活動しています。 嬉しい、楽しい、悲しい、つらい、悔しい。 人間には、日々いろんな感情が湧きます。 それぞれの環境、立場、性格、状況によって、その人が感じることは様々です。 多様な価値観や感性を持った人が集まって社会はできています。 そんな中でも、見守り寄り添えるハートキーパーの存在が自信を育み、勇気をもって前に進むことができれば「幸せのクローバー」の一員になれる。 自分もハートキーパーであり、クローバーの中のハートでもある。 そうやって互いを支え合って生きていく社会を実現したい。 そんな想いを込めて、このロゴマークを作成しました。 運営体制 役員 理事長 理事・事務局長 高木文代 大谷まどか 顧問 金沢大学名誉教授 金沢ボランティア大学校 金沢市議会議員 金沢市議会議員 石川療育センター ムーンライト・スワイショウ 鴨野 幸雄 先生 森 茂 学校長 久保 洋子 氏 喜多 浩一 氏 柳下 道子 医院長 小柳 英之 氏 役員紹介 村野武載さん(中央)が取材にきた時の記念写真 (左が高木理事長・右が大谷事務局長) 高木文代 コニュニティーカフェあひるの子 / 石川県障害者施策推進協議会委員/ 精神・発達障害者しごとサポーター/ 銀座まるかんのお店/高津りえ認定御心カウンセラー/金沢市市民フォーラム実行委員会(障害福祉課)/金沢市男女参画アドバイザー/金沢市教育委員会生涯学習課ファシリテーター/ 大谷まどか コミュニケーション相談室レイディアント(コミュニケーションデザイナー)/銀座コーチングスクール認定プロフェッショナルコーチ/プロファシリテーター/かなざわコミュニティ・コーディネーター(金沢市)/白山市男女共同参画審議会委員/白山市総合計画審議会委員/C-BASE 隊長/ 理事長 メッセージ どんな方も、自分が願い行動すれば、 必ず味方が現れてそれは叶う 一般社団法人ハートキーパーの会 理事長 高木文代 子供の頃から早く大人になって自分のような子が認めてもらえるような優しい世の中をつくりたい。 そう思って生きてきました。 今振り返ると今まで起きた出来事はすべてここに繋がっていたのだと実感しています。 幼少のころからちょっと変わった子(いやずいぶんだったような)目に見えない神様とお話ししている子どもでした。 でもみんなもそうなんだと思っていましたから、「どうしてわからないんだろう?」と周りの人たちのこと不思議に思っていました。 するとどんなことが起きるかというと、ご祈祷に連れていかれる、新興宗教に連れていかれる、精神科の病院に連れていかれる、よくわからないからとにかく調べてみましょうと、病院ですんごいいっぱい検査される。 それでもわからない、隔離病棟に入れられる。 ここまで来た時には16歳。 流石にまずいなと思い病院で「普通の人(学校で褒められる人)」の真似をして何とか病院を出してもらえました。 ここでまだ意地を張ってたら娑婆には2度と出られないかも 笑。 笑い事ではないのですがね。 ここからもドラマは続くのですが、長くなるのでまたの機会にお話しさせていただきますね。 転機になったのは、金沢市増泉増南会の町会長になったことです。 2008年、若い町会長さんから、「子どもとお年寄りにやさしい町会を創りませんか?」というメッセージが回覧板で流れてきました。 素晴らしい企画だなぁと思い、「それいいですね」と電話をかけたら、その年の副町長に名前が載っていました。 英語で言うと「はめられた」ということで、翌年度の町会長になることに決まりました。 なったからには何とかしなくてはと、まず金沢市の「まちづくり市民研究機構」に入り、町会コミュニティについての勉強をしました。 ここで出逢った川上光彦先生そしてメンバーの皆様のお陰様で人間として自分に必要なことを学ばせていただきました。 それと同時に「金沢ボランティア大学校」の講座を受講し、森茂先生と出逢い「行政哲学」を学ばせていただきました。 そして次に、町会運営にはお金の流れを知る必要があることがわかり、金沢市行政改革推進委員に公募し、委員にしていただきました。 ここでは鴨野幸雄先生に出逢い、「本当の地方自治」について勉強をさせていただきました。 3人の先生方には、今も引き続き学ばせていただいております。 またそれらとほぼ同時進行で、石川県立金沢中央高校の学校評議員になり中央高校の新しい道「発達障害・引きこもり・ウツ・情緒障害の生徒の受け入れ」のお手伝いをさせていただいております。 生徒たちに気持ちは寄り添い見守る場所。 生徒たちが学校にあったら幸せだなと思うことを一緒に作ってきました。 6年前からは保護者の方も巻き込んで、こちらの方は今年でちょうど10年目。 学校に保護者会が立ち上がるところまで来ました。 大人も子供も男も女もなく、みな平等な魂をもって生まれてきています。 1人1人が自分の課題をもって人生を楽しむために生きているのです。 幸せになるのは義務なのです。 21世紀は魂の時代と言われています。 「ハートキーパーの会を立ち上げるので高木さんパートナーになってください。 笑い担当・マスコットをお願いします」と大谷まどかさんに声をかけていただいて本当にしあわせです。 彼女のお陰様で今の私がおります。 「自分の苦手なとことは人に助けてもらって生きればいいんだよ。 そして、私も高木さんに助けてもらっとるんやよ」と教えていただきました。 ハートキーパーとはこのことだったのですね。 まどかさんのお陰様で第1号のハートキーパーになれました。 どんな方も、自分が願い行動すれば、必ず味方が現れてそれは叶うということを、二人で実践できました。 このことをこれから皆様に楽しく笑いながらお伝えできること最高に幸せです。 委員長をやっていた私は、市の各課との仲介役をせざるを得ませんでした。 この勉強会には、山野市長さん、久保市議さんはじめ、多くの市議、そして笠松ゆりひきこもり専門員さんはじめ、多くの方々が参加され今日に至りました。 一方、高木さんの主催している「カフェ」に集まる方々の話に、精神障害や発達障害等のお子さんを育てており、生きづらさを抱えておられる人々が多くおられることを知り、このような方々が誰もが楽しく安心して居られ、自信をもって出発できることをサポートする場を作ろうと結論(高木、笠松、大谷さんら)に至ったのです。 これが先の行政勉強会と結びつき、金沢市の協働事業に挑戦・採択され、市の障害福祉課をはじめ各部署の協力の下に「情緒障害勉強会」が開催され、その継続発展が今日の法人としての「ハートキーパーの会」に結実していったといえます。 このように、この会の発展を考えてみると、行政の勉強を続けている間に、市民同士の中にこんな生きづらさの悩みを抱えた人がいる、それらをどう解決したらよいのか、市民同士が話し合い、必要に応じて行政や知識・経験者を巻き込み、何らかの希望の策を見出していく努力の中に行政と市民の協働の1つの姿があるのではないか、地方自治の一端が見られるのではないかと思います。 また、障害者総合支援法の基本理念にあるように、全ての国民が障害の有無にかかわらず、等しくかけがいのない個人として尊重されるように社会生活を送れることが求められていると思います。 ハートキーパーの会では、障害は特別のことではなく、1つの個性なのだと考えられ、その個性が尊重されるのだという合意の下に、全員で笑い、安心して集い、元気に出発されることを祈っております。 そして、いつまでも継続して行きましょう。

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引きこもり、不登校、家庭内暴力のご相談なら『ワンステップスクール伊藤学校』

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生きづらさや孤独を解放し、 人生と社会をリデザインする 「ひきこもりUX会議」は、不登校、ひきこもり、発達障がい、セクシュアル・マイノリティの当事者・経験者らで立ち上げたクリエイティブチームです。 わたしたちはそのすべてを「Unique eXperience(ユニーク・エクスペリエンス=固有の体験)」と捉えています。 他者と共有しあうことでこれまでとはちがった価値を帯び、本人や誰かの生き方をポジティブに変えたり、こわばっていた思いや考え方をやさしく氷解させてくれる。 個人の「UX」はそんな可能性に満ちています。 生きづらさを通じて、得たもの、失ったもの。 それを発信し、誰かと共有し、フラットなつながりをひろげ、しなやかに、おだやかに生き抜いていく方法を提案したい。 既成のシステムになじまない人をお仕着せの「ふつう」へと変えようとするのではなく、また「就労」や「自立」へと性急に駆り立てるのではなく、あなたやわたしたちが「ほんとうに大切にしたかったもの」を見つけたい。 世のなかのひずみや嘘に耐えがたく身を潜めているひとたちの声があつまり、少しずつ風向きを変え「誰もが生きやすい社会」へとつながっていくと信じています。 そんな思いのもと、わたしたちは風上から風下への「支援」とは一線を画したさまざまなイベント、調査、制作物やメディアを通じて、「UX=固有の体験」を出会わせ、発信・表現し、一人ひとりが自分の人生を自分でデザインできる社会を目指して活動しています。 わたしたちは独りではありません。 あなたのかけがえのない「UX」を持ち寄って、新たな未来像をともに描き出しましょう。 ACTION わたしたちの活動 個々人の背景からくる生きづらさを抱えた当事者・経験者同士、家族や支援に携わる人や企業など、立場や背景を超えて交わることのできる機会をつくります。 調査を通じて、まだ可視化されていない当事者の存在や、声を広く発信します。 WORKS.

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石川清(ひきこもり支援)のプロフィールと経歴/高校・大学・結婚も調査!『プロフェッショナル』

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高齢化の進む「引きこもり」 一般に「引きこもり」とは、他人や社会と関わりを持たず、自立・自活しないで長期間孤立 厚生労働省の定義では6カ月以上 している人のことをいう。 2016年9月に内閣府が発表した引きこもりの調査(実施は15年12月)によると、15歳〜39歳の引きこもりの人の数は全国で推計約54万人。 引きこもりの期間は7年以上が約35%で最多だった。 前回調査 10年 から約15万減少したとされるが、まずこの数字には15歳未満の不登校児童や40歳以上の引きこもりの人の数は含まれていない。 5年前の調査時に23. その上、数多くの引きこもりが医療や支援機関と関わることなく隠れるように暮らしている。 地域の引きこもりの実態を知るために、独自の調査を行った自治体もある。 例えば17年5月に佐賀県が発表した調査によれば、県内で把握できた引きこもり644人のうち、40歳以上の中高年が全体の7割を超え、引きこもりの期間10年以上が36. 内閣府の調査には含まれない人たちも推計に加えれば、引きこもりに悩み苦しむ人は100万人以上いるはずである。 引きこもりが日本で注目されたのは1990年代後半からだが、その総数は依然として増加傾向にあると筆者は考えている。 この国の医療や福祉は、必ずしも引きこもり問題の改善に成功していない。 自分から医療や支援機関に足を運べる、比較的症状の軽いケースについては、治癒や改善に至ることが多い。 しかし、長期間孤立する「重篤」なケースについては、その多くがあまり改善しないまま40代、50代と高齢化の一途にあるとみられる。 長期引きこもり当事者を抱える家庭では、暴力沙汰が生じたり、家族全体の思考や感情が麻痺(まひ)したりして、状態を悪化させてしまうこともある。 厚生労働省などの調べでは、引きこもりの約3分の1に精神疾患(統合失調症やうつ病など)、3分の1に発達障害、さらに残りの3分の1にはパーソナリティー障害(性格や行動、思考に偏りがあるために自分自身と周囲が苦しむ状態で、さまざまなタイプがある)などがみられるという。 原因はさまざまだが、学校や職場でいじめを受けたり、「ネグレクト」により十分な愛情やコミュニケーションの経験を家庭内で得られなかったりなど、一種の虐待を受けた当事者が少なくない。 10年以上通い続けてようやく面談 筆者は2000年ごろから引きこもり支援に携わってきた。 引きこもりの多くは外出が困難なため、支援の中心は当初から家庭訪問(アウトリーチ)となった。 その他に毎月家族教室や個別(家族、当事者)相談、若者の集まりを開いている。 現在、引きこもり家庭への訪問回数は年800回ほどになる。 これまでの累計は1万回を超えた。 支援対象者の年齢は10代から50代までと幅広いが、平均すると30代後半から40歳前後の層が中心となる。 当事者への支援では、本人の得意分野を伸ばしたり、人の輪の中に入っても委縮せずに、自信を持って周囲と交流できるようになるための経験を積む手伝いをすることを心がけている。 そんな支援の過程で引きこもりの当事者とアジアや沖縄を一緒に旅することがあり、海外へは年に7、8回、沖縄など国内へは年に20回ほど出掛けている。 訪問を始めた段階では、ほぼ全ての当事者が海外旅行などには関心がない。 それどころか、家庭訪問をしても半分以上は顔を見せてもくれない。 だからと言って、無理やり扉をこじ開けて顔を合わせても全くの逆効果なので、訪問の回数を重ねて、丁寧に穏やかにこちらの誠意を分かってもらうように心がけている。 そうすると、面談を重ねた後の状態の改善はかなり速いのではないかと感じている。 他人が家を訪ねて、人の気配に慣れていくことは重要だ。 中には毎月1、2回の家庭訪問を重ねながら、本人と顔を合わせるまで10年以上かかったケースもある。 その後に状況が改善することは多いのだが、それでもこれだけ長い年月がかかってしまうと、たとえ改善に至っても、もっと良い方法があったのではないかと自問自答する。 正直、いまだに試行錯誤しながら日々の支援を重ねている。 脱引きこもりの道は想像以上に多様だ。 もちろん医療のケアを受けながら改善に至るケースは多々ある。 その一方で、10年、20年とかなりの長期にわたって深刻な引きこもり状態に陥っていたのに、医療機関にかかることなく自立・自活できたり、結婚に至る人たちもいる。 本人や家族が終始医療機関に頼ることを拒んだからでもあるが、その葛藤や努力には頭が下がる。 中高年引きこもりを狙う魔の手 最近、引きこもりが長期化しているうちに親の高齢化が進み、ついには亡くなってしまうケースが多発している。 両親が亡くなって本人の収入源が絶たれ、すぐに生活が破たんして深刻な貧困状態に陥ってしまうケースは多い。 一方、親がそれなりの財産を残すこともある。 自分たちが死んでも、節約して蓄えを少しずつ切り崩せば、引きこもったままでもなんとか生きていけるのではないかと願ってのことだ。 1000万円以上の預金を残すこともあれば、自分の土地にアパートを建てて家賃収入を確保しようと図る親もいる。 しかし、当の引きこもりの子どもが孤立して誰も相談相手がいない上に、金銭感覚や社会常識を全く身に付けていなければ、かえって仇(あだ)になってしまうことがある。 最近インターネット上で、蓄えを持つ引きこもりの当事者をターゲットにするが出現している。 本来は高齢者をターゲットにしていたと思われるが、引きこもりの当事者も餌食になってしまうのだ。 親と死別し、ちょっとしたお金を抱えて相談相手もいない引きこもりが主として頼りにするのは、インターネットの情報だ。 親亡き後の生活の不安解消や、遺産の活用法をネット上で相談したり、チェックしたりする。 そこに親切を装って接近し、「君は見どころがある」「共同経営者にならないか」などと巧みに誘い、資金を出させて奪い取り、姿を消すのである。 貯金をだましとられた当事者に、最初の詐欺師の仲間が再びネットの掲示板を通してアプローチしてきて、簡単なアルバイト だからと「名義貸し」を持ち掛けてくることもある。 先日筆者が関わったケースでは、当事者がこうした詐欺に遭い、当初は被害者であったはずなのに最終的には逆に犯罪の片棒を担がされてしまい、実刑判決を受けて服役した。 本人の出所後、どう接したらいいか分からないと親族から相談を受けた。 他にもアルコールやドラッグを売りつけられて高額な代金を払わされたり、支援者などを装うかわいい女の子が突然現れて、気付いてみたら高額なお金やプレゼントを貢いでしまったりなど、さまざまな被害の実例がある。 こうした被害に遭っても、引きこもりの当事者は誰にも相談できずに黙って抱え込んでしまうことが多々ある。 恨みやストレスを蓄積していき、その一部は暴力的になることがある。 親を失い、親身になってくれる相談相手もいない孤立無援の状況だと、ちょっとしたトラブルが大問題に発展してしまう可能性は高い。 長期高齢化した引きこもりの当事者を、社会から孤立させないきめ細かな対応や制度が必要になってきている。 布団の中でもスマホを離さず 2010年頃からスマートフォン(スマホ)が普及し始め、今や携帯電話の50%以上を占める。 スマホで常時ネットに接続できるため、ゲームやSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)に容易にのめりこむ。 引きこもりが成立しやすい環境と言える。 以前はネットやゲームに依存するにしてもパソコンやゲーム機が主流だったので、椅子に座るなり机に向かう必要があった。 だが、今では布団の中で延々とスマホをいじることが可能な状況になっている。 先日相談に来たた30代の当事者は、毎日8時間以上ツイッターをチェックしている。 「ツイッターが忙しくて就労する暇がないし、新聞やテレビも見ないので世の中の流れについていけない」とこぼしていた。 フォローしているツイッターの全文を毎日チェックしないと気が済まない上、分からない用語が出てきたら全て調べないと不安で仕方がないという。 ゲーム依存の場合でも、無料ゲームに熱中しているうちはまだいい。 中にはゲーム中の「ガチャ」(ゲームで稼いだポイントまたは課金により、ゲームに必要なアイテムを獲得するシステム)にはまってしまい、毎月6〜20万円をつぎ込む引きこもりの当事者もいる。 もちろん本人は働いていないので、支払いは親の財布からだ。 親が出費をためらうと、「お前の育て方が悪いから引きこもったんだ! せめてもの罪滅ぼしでお金くらい出してくれ!」と騒いだり、暴力におよぶ場合もある。 そこまでの問題を起こす当事者は決して多数派とは言えない。 引きこもりの人たちの多くは、むしろおとなし過ぎて何も行動できないことが問題だったりする。 もともといじめや虐待などの被害者の立場にあった人も多い。 国内で深刻な引きこもり問題が表面化して20年余り。 ライフスタイルの変化や、長期高齢化の進行で、引きこもりを巡る問題や課題も大きく変化し、以前には想像もできなかったような複雑な事態が生じている。 そして社会の制度やケアする側の能力は、現状に追いつけないでいる。 現場にいると、そんな気がしてならない。 (2017年6月30日 記).

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